グッドウッドカフェさんの写真取り替え

先日、グッドウッドカフェさんに飾ってもらっている写真を取り替えた。
もう丸2年くらいぶん投げっぱなしになっていたので気にしていたものだ。
私が普段から車の写真を撮っていればこんなことにはならなかったのだけども(こんなにぶん投げっぱなしにする予定もなかったのだけども)、なんだかんだでその機会を逸していた。
先日の浅間ヒルクライムは個人的に興味があったし遠出もしたい心境というのもあったけども、第一の目的はグッドウッドカフェさんに飾ってもらう写真を撮りに行くことにあったわけでございます。
でも、今回の趣旨は飾った写真ではなく、前回から置いてあったものとなる。
なぜか。
思った以上に劣化が少なくてちょっと驚いたからである。
Bugatti
今回新たに印刷したのは右側。
色味の違いがあるけども、それは現像パラメータの違いで褪せているわけではない。
2年で私の好みもちょっと変わったということかねえ。

私が使っているプリンターは富士フィルムの業務用プリンター・・・ではなく、キャノンのPIXUS PRO-100である。
下のリンクは100Sで、正確には私の使っているものの後継機ではあるものの、通信機能が強化されただけで基本性能は変わっていない。

PRO-100(100S)のインクは染料となる。
巷では、染料のインクは発色や光沢感はあるものの、顔料インクと比較して保存には向かないとされている。
確かにキャノンのホームページでも、耐久期間は顔料の方が長く設定されている。
アルバム保存は遜色ないが、耐光、耐ガスでは染料が劣る。

でも、とりあえず2年間壁にかけておいて特に劣化したようには見えない。
しかも展示してあるのは暖炉の上ですぐ横を排気管が通っている。
どのくらいの熱を受けるか確かめてはいないが、常温ということはないだろう。
一応写真の前面にはガラスを付けているので、裸の状態よりは紫外線の影響は少ないと思われる。
正直どのくらい劣化が進むのかちょっと不安はあった。
でもこの結果を見れば、それは全くの杞憂であったと結論付けることができる。

私個人としては顔料よりも染料のインクを使ったものの方が好みである。
光沢紙を使えば光沢がちゃんと出るし、マットな質感にしたければマット紙を使えばいいのである。
顔料では光沢紙を使っても光沢感はあまり出ない。
特に直接比べてしまうと丸わかりである。
エプソンもキャノンも最近は顔料に力を入れていて染料はちょっと不遇である(特にエプソン)
階調は確かに顔料の方がいいのだけども、紙選択の幅では染料の方が広い。
光沢があると写真的にもごまかせるしねwww

なので、キャノンだけでも染料機はつくり続けて欲しいと思うのだけども。

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