高校生の頃だったか、ドリームキャストのソニックアドベンチャーはすごくおもしろかった記憶がある。
ステージもおもしろかったし、ステージ間のフィールドを無意味に走り回っていた（個人的には音楽も含めてミスティックルーインが好きだったかな）。
フィールドは特に広くもないし何があるというわけでもないけども、走り回っていただけですごく楽しかったのだ。
これがオープンワールドのようにもっと広くなったらさぞ楽しいことだろうと思っていた。
ソニックフロンティアは様々なギミックが配置されたオープンワールドのフィールドと電脳空間と称するいわゆるいままでのステージで構成される。
ソニックアドベンチャーではフィールドはおまけみたいな感じだったものの、ソニックフロンティア（どっちがどっちだかよく分からなくなるww）ではそれが逆転しているような印象を受けた。
ではきっと楽しいだろうと思っていたフィールドはどうかというと、アイテムを集めたり地図を開放したりと、どちらかというと作業感が強くて正直あまり楽しめなかった。
本末転倒ながらも、ソニックアドベンチャーはフィールドに何もなかったから良かったのかなとも思ってしまった。
なにもなければ景色を楽しむくらいしかないしね。
そしておもしろいと思ったのが、フィールドを超高速で走り回っているにも関わらず、瞑想でもしているかのような気分になっていることだ。
緊張感がないからだと思うのだけども、考え事をしながら散歩でもしているかのような状態に入っているようになってくる。
ちなみにこの状態はダメなのではなく、脳が活性化しつつリラックスしている一番良い状態といえる。
マインドフルネスや瞑想は意識的にこの状態になることを目的としているので、そういう目的の為のオープンワールドゲームというのもありなのかもしれない。
その後、オープンワールドゲームはメンタルヘルスを改善する、という記事があった。
私のもった考えはまるで方向違いというわけではなかったようだ。
とはいえ、フィールドもステージもゲーム自体はそれなりに楽しめたと思う。
ただ、ボス戦のボタン連打は若い時ならいざ知らず、オッサンにはちょっときつかった。
フィールドは朝夕などの時間経過や高低差もあり、走っているだけでもそれなりに楽しめた。
凄まじい高低差なので、高所恐怖症の人にはちょっときついかもしれない。
特に高所恐怖症というわけではない私も、高高度から飛び降りるのは（飛び降りてもダメージを受ける等はないけども）ちょっとヒヤッとした。
これは仕方ないのだろうけども、もうっちょっと遠くまで風景やギミックが描写されていれば没入感がもっとあったのかもしれない。
個人的に良かったのが、ジュークボックス。
フィールドで落ちている音楽を拾うことで、追加される。
ソニックアドベンチャーのミスティックルーインの音楽も入っており、とても懐かしくなった。
あと、ソニックアドベンチャーのメインテーマ曲、Open Your Heartを拾ったときはちょっとテンションが上がった。
懐かしさも含めて、それなりに楽しめました。
追伸
追加コンテンツは他のキャラクターとか使えて良いけど、難しすぎやしませんか？
ルート間違ってるんじゃないかと思いました。
さすがに難易度下げました。
