色づく世界の明日からの4話、学校の屋上から夜景を撮るシーン。
ちゃんとリモコンを使っているのが良い。
さすが、分かってるうう!!
シャッターを切る時にカメラに触れば、三脚に固定してあっても揺れてしまう。
これがシャッタースピードが早ければ、揺れる速度よりもシャッタースピードが上回るので問題にはならない。
夜景などは当然シャッタースピードが遅くなるので、揺れている動きが全部写ってしまうことになる。
揺れれば当然ブレた写真が出来上がるわけで、それを防ぐには直接触らなければ良い。
その為に離れた位置からシャッター切れるリモコンが必要になるという訳だ。
とか偉そうな事を言っているけども、先日アイ・リンクタウンに行った時はリモコンを忘れてしまった。
夜景撮るつもりで行ったのに忘れてしまったので、本当にアホだと思う。
そんな時にはどうするか・・・タイマーを使うのであります。
コンデジになると分からないけども、恐らく大体のカメラには、いわゆるセルフタイマーの10秒と2秒がある。
この2秒の方は、シャッターを操作後、カメラの揺れが収まってからシャッターが切れることを意図した設定となる。
超望遠になると2秒では揺れが収まらない事もあるけども(その場合は素直にリモコンを使うか10秒を使う)、大体はそれで問題ないと思う。
で、その設定のまま手持ちに戻ると、シャッターが切れるまで2秒待たなければならなくなる訳だwww
●便利な親指AF(オートフォーカス)
親指AFとは何ぞや。
付いていないものもあるかもしれないけども、AFのボタンが独立しているのであればそれを使うととても便利だ。
AF-ONのボタンを押すとAFが作動する。
AFは通常シャッター半押しで作動するけども、それをやめてAFボタンを押した時だけに作動するように設定する。
すると、シャッター半押しでAFが作動しなくなるので、一旦決めたフォーカスが動かなくなり撮影のレスポンスが良くなる。
結果いちいちAFのスイッチをON、OFFしなくて済むようになる。
そしてリモコンを繋いだ時にはリモコン側のシャッターを半押しにしてもAFは効かないので、一旦フォーカスポイントを決めればAFボタンを押さなければ動かなくなる。
夜景の場合は明るさにもよるけども、明るい所であればAFが使えるので、いちいちAFをON、OFFするのは面倒くさい。
慣れればとても便利だ。
三脚を使う時には手ブレ補正は切っておくけども、手持ちの場合はシャッター半押しで手ブレ補正が作動する。
マクロ領域の場合など、シャッター半押しで手ブレ補正を効かせつつAFボタンで大まかにフォーカスを合わせてマニュアルで詰める、という連携がとてもやり易い。
最初は面倒くさいけども、慣れると手放せなくなりますぜ。
追伸。
リモコンは高いけども純正の物を買った方が良いと思う。
以前2000円位のタイマー付きの物を買ったら、バルブや連射しっぱなしの際に使うシャッターボタンのロック機構が2~3秒で戻ってしまうという、使えないものに当たったことがある。
大丈夫な物もあるのだと思うけども、品質にバラツキがあるのだろう、安物買いの銭失いになりかねない。
純正のやつは高いけどもね。
最近はカメラ側でインターバルやバルブ時のシャッター速度を設定できたりするので、シャッターを操作できるボタンだけのもので良いと思います。
これはキャノンのもの。
シャッター切れてロックできるだけなのに高いけどもね。