ファーストライト、TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

 

7月28日夜明け頃に皆既月食がある。
で、それを見越してタムロンの超望遠レンズ、SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2を買った。
正直諸事情で出費がかさんでいるので買おうかやめようか迷ったが、意を決して買った。
で、台風が来てオジャンになりそうだ(これを書いている時点で雨の予報なので恐らくダメだろう。というか、関東直撃に近いコースなので、月食だなんだと呑気なことを言っていられるかどうかも分からない)。
やり慣れないことをやると明日は雨かと嫌味を言われるが、まさか台風を呼んでしまうとは思わなかった。
こんな機会でもなければ踏ん切りがつかないだろうからいいのだけども、ちと悔しい。
悔しいので家の周りで試し撮りをした。

 

価格コムのレビューではあんまり良い評価はないのだけども、なかなかどうして、確かにすごくシャープというわけではないけども、ボケも柔らかで良い描写だ。

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

APS-C機に付けると望遠端で35mm換算960mmになる。
ちゃんと体勢を整えて撮れば、手持ちで1/125秒ならブレずに止まるようだ(モード1)。
絞り4.5段分のモード3(常に手ぶれ補正を聞かせているモード1に対し、モード3はシャッターを切った時にだけ補正を効かせる。モード2は流し撮り用)。
さすがにこれだけの望遠だと、手ぶれ補正が効いていないとファインダー内が動いて狙いを付け辛い。
手ぶれ補正が効けばピタリを止まるからスゴイ。

 

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

それでも花など小さいものにピントを合わせようと思うとなかなか辛い。
それでもバランスは良いのでできないわけではないが、手持ちでのマニュアルでのピント合わせはさすがに厳しい。

 

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

上がズームを引っ込めた状態。
下が伸ばした状態(両方共フード装着)。
これだけの望遠レンズだとさすがにデカくて重い。
下のプリンタ-(PIXUS PRO-100)の横幅は焼く670mmなので、大体の大きさは分かると思います。
プラプラ持ち歩きはできないだろうな。

 

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

金属の外装で、その重さも相まって安っぽさは微塵もない。
ズームリングから前玉にかけてのテーパーになっている部分は滑りにくい加工となっているので、ズームリングからこの辺りにかけて持つとバランスが良い。

 

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

ズームリング辺りを持つとバランスが良いので、リングをカシャッと前進させるとその位置でズームがロックされるフレックスズームロック機構が意外に便利だ。
広角端ではズームロックスイッチも使えるのだけども、フレックスズームロックがあればいらないんじゃね?これ。

 

 

皆既月食は流れたけども(多分)、お次は何を撮ろうかねえ。

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