いつもの通り時の最果てに戻ろうと思ったら、時空の歪みに取り込まれてしまった。
結果、時間の墓場(サルガッソー)へと飛ばされた。
ここはどこの時間軸にも繋がっていて、何らかの時間的歪みに囚われたものが集まってくる。
なぜかその時代、時間軸において役目を終えたものが多いのは、実は人の意識が時間に干渉しているのかもしれない。
なんてことはなく、これらは役目を終えたバスの時刻表たちだ。
以前は柵の前に木が生い茂っていて気が付かなかったのだけども、それが無くなってなんだか不思議な光景が見えるようになった。
遅い時間になると車通りも少なくなり、なんだか本当に時間の流れに取り残されたような気持ちになってくる。
五井とか養老渓谷の時刻表がなんでここに捨てられているのだろうか?
写真は全てISO3200 1/20秒 F1.8 焦点距離56mm
何枚か重ねて、以前紹介した方法でノイズ除去を行った。
ビッグバンで宇宙が始まる前は、時間も時空も存在しなかったという。
時間がないのになんでビッグバンが起こるんだよ!とツッコミたくなるが、そういうものなのだろうか?
将来タイムマシンが開発され、うっかり時間の無い空間に転送されてしまったら「いしのなかにいる」状態になっちゃうのだろうか?