Emotional First Aid(自分で心を応急手当てする方法)

  人は心の傷には無頓着である。 それは、自分た他人に与える場合もそうだし、逆に人から与えられた場合も同様だ。 なぜそうなってしまうのか理由は明白である。 心の傷は目には見えないからだ。 心の傷は、時に物理的な傷よりもやっかいである。 子供の頃からそう教わっているはずなのだが、いつの頃からか忘れてしまっているのが現実ではないだろうか。   私がガイ・ウィンチさんを知ったのはTEDでである。 TEDは世界的なプレゼンイベンドで、私は、赤毛のアンの島で知られるプリンスエドワード島での仕事のついでに、バンクーバーで行われるTEDのカンファレンスに行けるようスケジューリングした・・・というのはウソで、知ったのはテレビである。 もう終わってしまったのだけども、Eテレでスーパープレゼンテーションという番組を放送していた。 TEDのプレゼンテーションに日本語の吹き替えを当てたもので(主副切り替えで原音にできたり、時間帯によっては字幕になったりと至れり尽くせりな番組だった)、1人か2人のプレゼンテーションを放送していた。 とても良い番組なので、またやって欲しいのだけども・・・。
  そこで登場していたのが、心理学者のガイ・ウィンチさんで、心の応急手当の方法を紹介していた。 これは良いと思い、さっそくポチったのが下の本だ。   誰かに拒絶された時、孤独を感じる時など、具体的状況と応急手当の方法が紹介されている。 体の傷同様に、ほんの軽いスリ傷のようなものであれば放っておいても治る。 しかし、もうすこし深い場合や状況が異なる場合は、応急手当てをしなければ悪化して取り返しのつかない事態になってしまう場合もあるし、また心の傷の場合は、その応急手当てを間違えている場合が往々にしてあるという。 応急手当て間違えてるどころか、その傷に自ら塩を擦り込んで場合もあるという。 心の傷の応急手当てと、その手当の方法を間違えない為にも、救急箱のようにすぐに手に取れる場所に置いておくといいだろう。 ただしあくまで応急手当てであり、改善されない場合はきちんと専門医にかかるよう促してある。   この本が悩みの解決に繋がれば幸いである(私が書いたわけじゃないけどもwww)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

気象観測装置
この時期は暑さ指数の活用を

次の記事

ニコンがフルサイズミラーレスカメラとNIKKORレンズの開発を…