キャノンのコンデジのフラッグシップ、PowerShot G1 X MarkⅡが発表。でも、位置づけが微妙よね・・・

  大型センサーを用いたキャノンのコンデジ、PowerShot G1 Xの後継機が発表された。 その名もG1X MarkⅡ(そのままwww)。 私はMarkⅠとEOS Mのどちらを買うかかなり迷っていたので、MarkⅡがどうなるか気になるところだ。 気になったところで買いやしないのだけれど。 G1 X Mark II のスペックは以下の通り。 ()内は前期型のもので、表記がないものは同じ。 1.5型 総画素15MP(有効13MP) CMOSセンサー(約1430万画素) DIGIC6(DIGIC5) ISO100-12800 光学手ブレ補正 レンズは換算24-120mm F2.0-3.9(28-112mm F2.8-F5.8) マクロ撮影、ワイド端5cm~テレ端40cm(ワイド端20cm~テレ端85cm) AFは31点(9点) 液晶は3インチ104万ドット、チルト可能(3インチ約92.2万ドット、チルト可能) オプションのEVFは236万ドット フラッシュ内蔵 動画は1080/30p Wi-Fi・NFC メディアはSD/SDHC/SDXC 方向センサーあり GPSはなし 注目すべきは、明るくなり、広角、望遠共に広がり5倍ズームとなり、ようやくマクロが使えるようになったレンズだろう。 1.5型と大型のセンサーを使っていることもあり、画質の良さは定評があった。 しかし、マクロが使えない(寄れない)と専らの評判であったため、今回のモデルチェンジでその弱点を埋めてきた形となる。 これでようやく使えるカメラになったというところだろうか。 最初からこれで出ていたら、もっと迷ったことだろう。 ただ思うのは、ミラーレス一眼が出てボディやレンズは相当に小型になった。 その上で「レンズを交換できない」コンデジを選ぶメリットは果たしてなんであろうか。 特にG1 Xなんて、EOS M(別にEOS Mじゃなくてもいいけれども、同じメーカーなので)と比べて、小さいは小さいけども、圧倒的といえるほどではない。 G1 X MarkⅡ:116.3×74.0×66.2mm(約553g(バッテリー及びメモリーカードを含む)/約516g(本体のみ)) EOS M2:104.9×65.2×31.6mm (274g(バッテリーパック及びメモリーカード含む)/238g(本体のみ) EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM:φ60.9 × 61.0 mm(210g) 確かに長さこそEOSはG1 Xの倍近いが(レンズが飛び出したときのG1 Xの外寸は書かれていなかった)、重さはほぼ同じといっていい。 同じであれば3倍ズームのEOS Mより5倍ズームのG1 Xの方が便利ではあるが、そこはレンズを変えればいかようにもなる。 そうなると、レンズが交換できないことのメリットが見えにくくなってくる(一応最適化したレンズ設計ができる等はあるようだが)。 ならば後の拡張性を考えてEOS Mいっちゃおうとなるのではないかと思うと、微妙な位置づけのように見える。 そして、G1 Xがべらぼうに安いかといえばそんなことはない。 むしろEOS Mの方がレンズ付きなのに安かったりもするwwww しかもスピードライト付きwwww
ますますもって微妙である。 これはもう、好みの問題よねwwwwww 発売は3月中旬に予定されている。

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