設備投資に対してのリターンが少なすぎると思い、楽天が携帯事業に参加しても勝ち目はないと思っていた。
しかし、その後こんな記事を見つけた。
曰く、スマホのDSDSであると。
DSDSとは「Dual SIM Dual Standby」とは、SIMカードを2枚差し、2つのネットワークで同時待ち受けできるというものである。
日本国内にいればあまり使う機会はないものの、海外と日本を頻繁に行き来する等違うネットワークに接続しなければならない場合、SIMカードをいちいち抜き差しする手間を省くことができる。
それを応用し、楽天の新規の通信網と、既存のNTTdocomoを手間なく使い分けることができる。
記事中には「楽天の基地局に繋がれば使い放題なんて見せ方もできる」等あるが、なるほどこれはアクセス集中時に回線速度が落ちることを解消する為なのだろうと思う。
楽天モバイル等格安SIMのデメリットは、都心の昼休み等、使用者が増えると回線速度が遅くなることにある。
私は田舎住まいだし、たまに都会に出かけても使うのは地図アプリや電車の乗り換えアプリくらいなので気になったことはないのだけども、格安SIMの通信速度を測る条件として頻繁に目にする。
徐々にカバー範囲を広げていくのかもしれないが、とりあえずとして、都心の昼間に通信速度が落ちる現象を補えれば他の通信業者に対してアドバンテージを得ることができる。
それに6000億円を掛ける価値があるのかは分からないが、ユーザーが増えてくれれば十分収益は上がるのかもしれない。
なるほどよく考えるものだ。
これは楽天の株買っとくべきか!?
これで脇の穴を突っついてトレイを取り出す。
2枚目のSIMカードはmicroSDカードと同じ所に入るので、両方同時に入れることはできない。
SDカードが入るとこんな感じ。
ただ、ただね、私の使っているASUSのZenfone3はSIMカードの2枚差しをするとmicroSDカードを差せない仕様となっている。
DSDSを使うにはmicroSDカードは諦めなければならない。
もちろん楽天の通信網が整備される頃には新しいものに買い替えていると思うが(最近のものはnanoSIMUという、写真のmicroSIMよりも一回り小さいものを利用する)、まあ、それはもう少し先になることだろう。
それに、上記のように私は田舎住まいなので、楽天の通信網が降りてくるにしても当分先になるだろう(そもそも降りてこないかもしれないしwww)
私が享受できるかは分からないけども、とてもおもしろいことになってきた。