新型コロナウイルス(COVID-19)の教訓は?

  先日、政府は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、イベント開催の自粛要請を出した。   また、全国の小中学校などの臨時休校を養成した。   しかし、イベントの自粛の判断は主催者側に丸投げに等しい。 その上、イベントを中止にした際の補償がどうなるのか現状分からない。 赤字を抱えて倒産する可能性もある。
  セーフティネット保証4号の実施も発表されたが、全部の企業がお金を借りられるのだろうか?   休校に関しては、小さな子どもだけを残しておけない家庭は当然仕事を休まなければならない。 「雇用調整助成金」特例実施を発表したが、これが恐らく経済的に余裕がないであろうパートや派遣で働く非正規の人達の不安が解消するくらいちゃんと行き渡るのか疑問だ。   本来イベントの自粛や休校の要請をした際に同時にやらなければならないことである。 また、台湾のように隔離措置に違反した場合も罰則も必要だろう。 従業員の立場の弱い日本では特に必要に思う。   安倍首相は先手先手をといっているが、どう見ても後手後手。 しかも、自粛や休校を要請したはいいけども、対処は個々に丸投げであり、それをやらされる側はいい迷惑である。   思うに、守りたいのは国民ではなくオリンピックの開催なのだろう。 オリンピックの開催が中止とか延期とかの話が出てきて慌てて要請を出したのが見え見えだ。  
  ●新型コロナウイルス(COVID-19)の教訓は? 去年の台風の時も思ったけども、人もお金も物資も、ギリギリでの運用は危ないということだ。 正直マスクを備蓄する必要はないと思うけども、トイレットペーパーもガソリンもある程度余裕を見ておけば、デマに釣られてわざわざ渋滞や人混みに巻き込まれて買いに行かなくてすむ。 そんなところに出かけて行けば、体力の消費や感染のリスクが高まるのは自明である。 とはいえ、皆それほど余裕があるわけではない。   原因は、不安定で低賃金の非正規雇用の割合を増やしたことにある。 皆カツカツでやっているから余裕がない。 給与水準が下がっているところに消費増税をやったものだから内需はガタガタだ。 だからこぞってインバウンドだなんだと外需頼みでやっていたけども、今回のコロナウイルスの件で激減している。   インバウンドが悪いわけではない。 それだけに頼ることが危ういのだ。 内需が堅調で雇用が不安定でなければ、ここまでの騒ぎにはならなかったのではないだろうか。 それらの負の面が積み重なってここに至っている。 小手先でどうこうできる問題ではなくなっているのだと思う。   とはいえ、個人的には騒ぎ過ぎではないかと思う。 今回新型で特効薬がないと騒がれている新型コロナウイルス(COVID-19)ではあるけども、そもそもコロナウイルス自体に特効薬があるわけではない。 コロナウイルス自体はありふれていていわゆる風邪の原因の一つである。 症状自体も、高齢者や持病を持っている人でなければキツイ風邪くらいのものという。 かかりたくはないけども、そんなに大騒ぎするほどのことではないと思う。   風邪自体に特効薬はなく、いわゆる風邪薬は発熱や咳等の症状を抑えるだけで治すわけではない。 発熱はウィルスの活動を抑える為であり、咳は大概に排出する為に体が起こしていることなので、それらを薬で無理やり抑えれば治りが遅くなる道理である。 風邪を引いても薬を飲んで症状を抑えて仕事に行く。 今回の新型コロナウイルスの1件で、それが美徳とされる風潮がなくなれば良いと私は思います。   後は、実力もないのに地元の人気だけで当選している世襲議員連中を選挙で落とすことでしょうね。

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