2年ごとの機種変更なんて無駄無駄無駄無駄!!

 

恐らく大手の携帯キャリアで機種変更をする際、多くの人は分割払いを選択すると思う。
大手キャリアがこぞって推している実質0円の場合、大体2000円ちょっとの本体代を払うが、同時に電話会社の方で同額程度をマイナスしてくれる。
実際は本体代は払っていても、電話会社で補填する形になるので実質0円というわけだ。

結局トータルで0円ならいいじゃないかと思うかもしれないが、実質0円はいわば強制ローン契約であり、信用情報が盾に取られている。
最近では電話代が払えなくてブラックリスト入りなんて例も多いとか。

それに、本体代を電話会社が負担しているならば、その差額(つまり儲け)をどこから捻出するのか。
そんなものはバカ高い毎月の料金に乗っていると考えるのが自然ではないか。

そして2年かけて本体代を払い終えたらその分料金が安くなるかというとそうはならない。
なぜなら同時に割引もなくなるからで、結局毎月の料金自体はほぼ変わらない。
大体2年経てばまた新しい機種が登場しているので、結局料金は変わらないならと、新しいローンを組むことになる(実質0円として)。

正直、以前使っていたiPhone5はヘタった電池を換えれば現役で使えたと思う。
SIMロックなんてケチなマネをしていなければ、恐らくSIMカードだけを変えてそのまま使っていただろう。
今の御時世、2年で替えるなんてもったいないことをするのは罪悪感がある。
罪悪感はあっても、結局毎月払う料金が変わらないのであれば、それはたんに強情を張っているだけにすぎない。
そういうわけで、へんな縛りのない楽天モバイル(以降は好きにしていいけども、一応最低1年は使ってねという縛りがあるにはあるが)へ変更したわけだ。

総務省は2015年からSIMロックの解除を義務化するというが、上記のような、消費者を縛るような料金体系が設定されている限りはあまり効果はないと思う。
一つの機種を大事に使い続ける方が得になる、そんな料金体系に変えなくては、料金を安くするという目的は達成できないだろう(恐らくは、ぱっと見得だが実際は負担大みたいなわかりにくいプランを考案してくるのだろう)。
2年に一回機種変更しなければ経済が回らないという見方もあろうが、そのために使えるものを棄てることを許される時代ではないと私は思う。

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