地下帝国へどうぞようこそ

 

BS日テレで放送している世界のドキュメンタリーで日本の地下を特集していた。
その中で首都圏外郭放水路が出ていたので、以前行った時の模様をお届けしたい。
http://www.bs4.jp/guide/document/doc_series/

首都圏外郭放水路は台風や大雨などの場合、街が冠水してしまわないよう一時的雨水を貯めておくところとなる。
その水量は膨大なものとなるので、当然巨大な空間が必要となる。

首都圏外郭放水路は立坑が5つあり、それらをつなぐトンネル、そして地下のパルテノン神殿として有名な調圧水槽からなっている。
その規模は、立坑が50m、総延長6.3kmにもなる巨大なものだ。

排水ポンプ

排水ポンプ。Canon EOS 40D,SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM,f/3.5 1/25秒

これだけの大所帯なので、水を吐き出すポンプも超強力なものだ。
このポンプが4基(総排水量で毎秒200t)あると記憶している。
排水能力は毎秒200t、14000馬力を誇るタービンエンジン。

地上部分

地下神殿での地上部分はサッカー場。Canon EOS 40D,SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM,f/11 1/160秒

地下パルテノン神殿の上部は有効利用。

首都圏外郭放水路

地下神殿へ到着。Canon EOS 40D,SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM,f/3.5 1/8秒

地下神殿

本当に地下神殿。Canon EOS 40D,SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM,f/3.5 1/10秒

首都圏外郭放水路

柱一本が超巨大!Canon EOS 40D,SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM,f/3.5 1/13秒

柱1本で500トンにもなる。
それが59本、この空間に生えている。

見学できるのは調圧水槽のごく一部だけだが、それでもこの広さには驚くばかり。
調圧水槽だけで、高さ18m幅78m長さ177mにもなる。
そんな空間に置かれる経験などそうできるものではない。

こんな場所は他にないので、映画やドラマの撮影でもけっこう利用されている。

見学をするには予約が必要。
でも、予約をしたからといって確実に見学できるというわけではない。
なぜなら、この施設は使っているからである。
使っているときは当然水浸しなので、見学できるか否かはある意味運も必要だ。
http://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/project/gaikaku/frame_index.html

●未来に残したい風景

一見無機質な施設にも人間の息吹がかかってできていることを感じさせるような写真にしたいと思った。
http://www43.tok2.com/home/topolino/IMG_5711.jpg

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