電柱の地中化に反対する人はいない?いやいやここにいますって

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先日、東京都が新しく電柱を建ててはいけないという法案を出した。
それによって電柱の地中化を促進していいくためである。
http://biz-journal.jp/2016/11/post_17270.html

 

日本は世界的に見ても電柱の地中化率は低い。
電柱は狭い道では道側に出っ張っていて交通の妨げになるし、地震や台風などにも弱くて容易く倒れてしまう。
こんなのがポコポコ建っていれば景観にもよろしくないと、それこそ百害あって一利なしのいわれようである。
まあ、確かに実際そうであるし、なくなって困るのは鳥さんくらいのものであろう。

 

●これぞ日本という景観

でも、私はこの電柱というやつがけっこう好きなのである。
空だけ撮っても絵になりにくいところで電柱が入ると、それだけで距離感とスケール感が加わる。
まだ、人は電柱を前時代的だお思っているのか、ノスタルジックな気持ちにさせてくれることもある。

 

また、エヴァンゲリオンで有名な庵野秀明監督は電柱がお好きだと聞く。
https://animeanime.jp/article/2014/10/26/20637.html

確か、「巨神兵東京に現る」の特番か何かの時だっと思うが、電柱が建っていると日本っぽくなるのだという。
もちろんそれは庵野監督の電柱愛によるものもあるかもしれないが、電柱の地中化率を見ても納得である。

 

風景写真というと人工物を徹底的に排除し、時にはそこにあるものを消してしまうこともある(今はパソコンで簡単にできてしまう)。
もちろん場合によってはそれでもいいのだけども、私の考えとしては、風景は自然と人工物の調和(もちろん全然調和していないものもあるけども、それはそれでおもしろい)がいいのだと思っている。
そういう視点で見ると、電柱も案外悪くないものである。
きちんと風景の一つとして成立できる力があると私は思っている。

 

災害や交通面では嫌われ者の電柱だけども、中には寂しいと思っている人もいると聞けば、電柱も本望ではないだろうか。
といっても、電柱の地中化はコストが高く(現状電柱の10倍くらいかかるという)すぐになくなるというわけではない。
それまでにいっぱい写真撮っておこうかねえ。

電柱

電柱

電柱

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