キャノンの便利レンズ、EF24-105mm F4L IS USMがⅡにリニューアルされる。
望遠側が70mmではなく105mmまで使えるので、案外便利なのである。
新しいコーティングでフレアやゴーストの削減と、手振れ補正が2.5段から4段に上がっている。
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《新品》 Canon(キヤノン) EF24-105mm F4L IS II USM発売予定日 :2016年10月下旬【EOS 5D Mark IV ボディご購入者限定¥30,000-キャッシュバック】[ Lens | 交換レンズ ] |
だが、公式の特設サイトの新旧比較を見ていて気がついたことがある。
http://cweb.canon.jp/ef/info/ef24-105-ii/index.html
歪曲収差もフレアやゴースト、手振れ補正の比較はいい。
だが、周辺光量落ちの比較は明らかにおかしいと思う。
周辺光量落ちとは、撮った写真の周囲がちょっと暗くなる事をいう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E8%BE%BA%E5%85%89%E9%87%8F
口径食やコサイン4乗則とかよくわからないことを書いてあるが、これはレンズの性質上ある程度は仕方がない。
そして、周辺光量落ちを避ける方法としては絞りを1~2段絞ることで、ほとんど気にならなくなる。
それを分かった上で特設サイトの周辺光量の比較を見てみる。
新:EF24-105mm F4L IS II USM、2sec、F8、ISO100、WB:オート
旧:EF24-105mm F4L IS USM、1/2000sec、F4、ISO100、WB:オート
となっている。
つまり、新しい方が2段絞ってある。
こういうものは同条件で比べなければ意味がないのだが、どうしてこのようにしたのだろうか。
考えられることは2つ。
一つは新旧で思ったほど差がなかったこと。
もう一つは誤植。
誤植だと思う理由は、新しい方の撮影データは2sec、F8、となっている。
車が詰まっていないところを見ると渋滞しているわけではなさそうだから、2秒もシャッターを開けていれば車は流れて写るだろう。
それにこんなわかりやすいことをするとはさすがに思えない。
本当のことはどうだか分からないが、ちょっとしたら直ってたりしてwww
魚拓を取るとかはしていないので、見たい方はお早めにどうぞ。
新しいレンズの方も1/2000sec、F4であることをコメントにてご指摘いただきました。
わざわざ問い合わせて下さりありがとうございます。
って、それは本来私がやらなきゃいけないんだろうけども・・・。
申し訳ございませんm(_ _)m
キヤノンに問い合わせたところ、どちらも 1/2000sec、F4 だそうです。
HPも訂正されました。
わざわざ問い合わせて下さりありがとうございます。
やはり同じ状況で比べないと意味がないですよね。