ダイハツの不正の原因がまるでウチじゃね?と話題に

  ミライース 自動車メーカーのダイハツ工業は、国の認証取得の不正問題で新たに174件の不正が見つかったと発表し、国内外のすべての車種で出荷の停止を決めました。一連の不正について、奥平総一郎社長は記者会見で「お客様の信頼を裏切ることとなりおわび申し上げます」と述べて陳謝しました。 NHKウェブ版より   【第三者委員会報告書で指摘されていたダイハツの職場風土の問題点】として、 ・過度にタイトで硬直的なギリギリのスケジュールを強要される ・失敗やミスを叱責され、問題を起こした部署や担当者は吊し上げられる風土   等々、 まるでブラック企業の見本市のような結果に、これウチじゃね?と話題になっているとか。   25日から生産を順次停止していき、1月中は停止をつづけるという。 関連企業を含めると、地域経済への影響は避けられない模様。   そうした中でトヨタの豊田章男会長は会見のなかで、「すぐに乗るのはやめてくださいというものはない」と語った。   が、「金返せ」「車を買い取れ」とクレームの嵐で現場は疲弊しているという。 そして我がミライースに関しては、   歩行者頭部及び脚部保護試験:試験速度の改ざん 後面衝突試験:試験車両重量の虚偽記載 積荷移動防止試験:試験結果の差し替え   など、具体的には分からないけども、上記のような不正があったようだ。   個人的には、不正問題が発覚する前に納車されたので、納車待ちになることはなかった。 なかったのだけども、不正な検査で型式認定を取得したものであることは間違いないだろうから、運が良かったのか悪かったのか果たしてどっちなのだろうか。 納車された直後ではあるので、上記のリンクみたいに金返せといったら返ってくるのかもしれない。 でもそんなことやる気はない。 第一には問題なく乗れている。 それにそんな死体蹴りみたいなことは恥ずかしい。 恐らくそれは自己責任社会の弊害だと思うのだけども、そこは今回の主題ではない。   前期型ではあるものの、私のミライースは20万キロノントラブルで走りきった実績がある。 虚偽だったのは衝突安全の項目でも、基本的には物がしっかりしていなければそんなことはできないだろう。 だから、一応はダイハツを信用しているのであります。   それに、運転席側のシートも変えちゃってるし、タイヤの指定空気圧も守っていないので、ふざけんななんていえないのでありますwww   とはいえ、仮に型式認定が取り消されちゃったらどうなるのだろうか? あくまで量産ができなくなるだけで、作っちゃったものは関係ないのかな?   ここに教訓がある。 一度生まれたモノは、そう簡単には死なない。 by ハンドラー・ウォルター   ダイハツのやったことは許されることではないけども、国交省も国交省で、こんな大事になるまで30年間不正見逃して何やってるんだと思う。 性善説だったのかもしれないけども、結局検証がザルだったということの証左であろう。 私は、この問題はダイハツだけの問題ではないと思う。 国交省も大いに反省すべきである。   恐らくちゃんと検査すれば問題なく通ったのだろうと思う。 中には手違いやちょっとしたことで落ちることもあるだろうけども、基本的には問題なかったのだと思う。 ブラック企業の見本みたいな社風でちゃんとしたものを作っていたダイハツの技術者はスゴイと思う。 技術者を生かすも殺すも、経営陣次第なのだな。   今回の不正発覚は、外部機関への通報が発覚したという。 恐らくだけども、内部通報もあったのではないかと思う。 こういうものは大概一回で外部にということはない。 内部通報も何回行っても握りつぶされたので、こりゃダメだと外部機関に通報したのではないだろうか。 内部で解決できるうちにやっていればこんなに大事にはならなかったのかもしれないのにねえ。 不正が発覚すればせっかく積み上げたものが吹き飛んでしまう。   不正が発覚すれば、ネジ一本、紙一枚とせっかく積み上げたものが吹き飛んでしまう。 そこは自戒しなければならないことだと思う。

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