ミラーレスの場合、ほとんど場合は、絞り優先でISO感度オート、露出を2/3アンダーにしっぱなしとしている。
一眼レフみたいにマニュアルにしての設定はちょっと面倒なのと、大概はそれで事足りるからなのだけども、EOS M100をそれで使ってみてあれっ?と思った。
ここでこのISOを感度持ってくるか?ってくらい高く設定してくるのである。
部屋で広角端(18mm)でもISO320とか400とかを持ってくる。
そんなに暗くないだろ?と思い見てみると、焦点距離が18mmでもなぜかシャッタスピードが1/60秒となっている。
焦点距離が18mmであれば、その半分以下のシャッタスピードでも十分事足りる(18×1.6=28.8mm)。
つまり、1/60秒というシャッタスピードを確保する為にISOを感度の方を上げて露出を確保していたというわけだ。
まあ、1/60秒より下げないというのは、エントリー機としては正しいのかもしれない。
恐らくではあるけども、M100を買う層としてキャノンはISO感度やシャッタスピードをいじらない、全部カメラ任せという人達を想定しているのではないだろうか。
そういう人達の為に死んでも手ブレは起こさせない、そんな設定なのではないだろうか。
解決策としては、1/60で我慢するか、自分でISO感度をいじってやればいい。
そうすれば、適正となるシャッタスピードを持ってくる。
もしくはマニュアルにしてしまうか、だけども。
絞り優先AUTO、F3.5、1/60秒、ISO1600、18mm(35mm換算28.8mm)
とまあ、こんな感じだ。