ソニーの新しいミラーレス一眼、α9 IIIが発表された。
・120コマ/秒、AF /AE追従、ブラックアウトフリー
・フラッシュ全速同調
・8段分の効果の5軸手ブレ補正
等々トピックスはあるものの、なんといっても一番の訴求ポイントはグローバルシャッター搭載だろう。
既存のローリングシャッターは端から順々に露光していく為、動きの早い被写体だと歪みが生じてしまう(露光タイミングに差が生じてしまう為)。
既存のローリングシャッターでも、読み出し速度の高速化によって歪みはほぼ気にならないくらいには来ていたのだけども、物理的にそこはどうしようもなかった部分だ。
しかし、グローバルシャッターは全画素を同時露光する為、歪みは生じない。
動き物を撮る人にとっては夢のシャッターである。
キャノンのR1がやるのではないかといわれていたけども、結局ソニーが先行した。
先端技術の開発の速さはさすがソニーだと思う。
キャノンはもうちょっと慎重なイメージで、悪くいえば鈍重な印象を私は持っている。
画質についてはローリングシャッター式の方がまだ一日の長があるようだけども、追いつくのは時間の問題だろう。
価格は5999ドル。
日本では、2024年1月26日発売予定で、市場推定価格は88万円也。
正直もっと高いと思ってました。